先輩との付き合い方

病院に長いこと勤務していて注意されることもなくなれば、どうしても上から目線になりがちです。後進の育成に熱心な方もいる一方で、そうでない方がいるのもまた事実です。

リーダーシップを発揮して後輩から一目置かれる方がいる中で、むしろ鬱陶しいと思われる人も存在しています。また、個人的に気に入らない後輩看護師を見つけて多くの業務を押し付ける厄介な先輩看護師もいます。クセのある先輩看護師をかわすためには、仕事に関する当たり障りのない話だけに念頭をおけば十分対策になります。仕事を押し付けるような人は、結局みんなから信頼を失い権力を失っていくはずです。その姿勢をどうにかするのは、後輩の仕事ではありませんので、ひどい場合は信頼できる上司に相談するなりして、そのままスルーしましょう。

やたらと後輩に厳しい看護師は裏を返せば教育熱心な要素が強いということ。後輩である看護師は業務に関する知識を吸収して、後は教えてくれたことに対して感謝の言葉を述べることが大事です。また、付随的なことを挙げるとすれば厳しめな方に対しては「これまでにどういった方法で看護に関する知識を吸収してきたのか」といったことを聞いてみると、意外と良いアドバイスをくれたりするものです。

先輩とのコミュニケーションで自分がその人の味方であることを示すことで、うまくいくことが多々あります。そうすることでその先輩看護師のプライドを傷付けずに済むのです。言葉遣いをちょっと間違うだけで違うニュアンスになってしまうので、語尾の使い方にも気を付けましょう。

また、先輩に対することに関して書きましたが、自分自身がお局さまのようになっていないかを自覚することも大切です。知らない内に横暴な態度を取り、信用を無くして孤立してしまうと後に戻れません。人も自分も助け合いながら働いていることを念頭に置き、より良いチームワークを保ちましょう。(オススメリンク:http://xn--n8jl7a3b3bmj9oud3a6bx334hjktf.com